会長挨拶

会 長 二 宮 一 枝
令和4年6月13日
公益社団法人岡山県看護協会は、“人間の尊厳と権利を尊重し、県民の健康と福祉に寄与する”という理念を実現すべく、①看護の質向上 ②看護職が働き続けられる環境づくり ③ニーズに応える看護領域の開発・展開 の3つの使命に基づく事業を推進する専門職能団体です。会員は、県内の看護職(保健師、助産師、看護師、准看護師)で、従事者の約6割(令和4年3月31日現在、17,550人)を占め、全国的にもトップクラスの加入率です。
人口減少社会において、新興感染症(新型コロナウイルス感染症など)のパンデミック、甚大な自然災害等、予測しがたい健康危機のなか、全世代型社会保障制度の改革、Digital Transformation、働き方改革(タスクシフト・タスクシエアなど)が進みつつあります。
多様な健康課題、複雑困難な事例等には、多職種・当事者・住民等との連携・協働が必須です。同時に、新たな看護領域の開発・展開も必要でしょう。私たち看護職は、これらのニーズに応えるべく果敢に前進したいと思います。
令和4年度には公益社団法人移行10周年を迎えることができましたことは、関係機関各位のご理解・ご支援の賜物と心より感謝申し上げます。これからも、“県民の命と暮らしを衛るプロフェッショナル”として、皆様方とともに、2040年を見据えた将来ビジョンのもと、セカンドステージを創ってまいりますので、引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人岡山県看護協会
会長 二宮 一枝